敬老の日

hot-sammy2005-09-19

69

ずいぶん昔に「限りなく透明に近いブルー」と言う本を読んだ。その本を手に取った理由は、物語の舞台が米軍基地のある私の地元だったからだ。安易な理由から読んでみたが、すばらしく面白かった。今でも家の本棚にある。本の作者は村上龍。それ以来、村上龍の作品が好きになってしまった。今回のDVD「69」も原作村上龍と言うところに惹かれて見た。時代は1969年、主人公は長崎県佐世保の高校生、学校の屋上を仲間と一緒にバリケード封鎖したり「フェスティバル」なるものを開催したりと、主人公と仲間達の青春を描いたものだ。時代背景もそうだが映像全体にパワーがあふれている。テンポが良い。ちょっと可愛く作りすぎた感はあるが、村上龍らしい作品だった。